9月末に終了したNHK連続テレビ小説「まれ」の主演女優、土屋太鳳(20)が、来年1月4日放送のフジテレビ系オムニバスドラマ「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」(後9・0)で朝ドラ後、初のドラマ主演することが24日、分かった。
第2話の高校生を題材にした「炎」。「まれ」で同級生役を演じた女優、門脇麦(23)と再タッグを組むことも決まり、土屋は「すごく縁を感じます」と喜んでいる。
“朝の顔”として活躍してきた若手のホープが、強力な助っ人を得て本格ミステリーに挑む。
「炎」は女性作家、三浦しをん氏(39)の同名短編小説が原作で、真面目で地味な女子高生が、学校で焼身自殺をした片思いの先輩(村上虹郎、18)の事件の真相を追っていく物語。
一緒に自殺の原因を探る友人役には「まれ」でも親友役を演じ、抜群の存在感を見せた門脇麦が起用され、映画「ヴァイブレータ」(2003年)、「軽蔑」(11年)などの話題作で知られる廣木隆一監督がメガホンを執る。
制作側によると、主人公の喜怒哀楽を豊かに表現できる女優として土屋にオファーしたといい、浅野敦也プロデューサーは「若手女優のトップとして走り始めた土屋さんと門脇さんなら、原作の女子高生が持つ危うさや可憐さが表現できると思った」と説明した。
先月、東京近郊で撮影を終えた土屋は「すごく縁を感じます」と感激し、「この作品と出会って生まれた心の炎を、監督や麦ちゃんをはじめとした素晴らしいキャストの方々に引き出していただいたので、この“熱”を感じて頂けたら」とアピール。
門脇も「まさかこんなに早く(土屋と)再会できるとは思ってませんでした」と喜んだ。
土屋はTBS系「下町ロケット」(日曜後9・0)に出演中のほか、12月12日に主演映画「orange-オレンジ-」が公開されるなど大忙し。門脇も来春、米動画配信サービス、ネットフリックスで配信されるお笑いコンビ、ピース・又吉直樹(35)の芥川賞受賞作のドラマ化「火花」にヒロイン役で出演する。
旬な2人が年始から存在感を見せてくれそうだ。
NHK朝ドラ「まれ」に続き、フジの新春オムニバスドラマでも共演する土屋太鳳(左)と門脇麦
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