11月14日放送のテレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)内でお笑いタレント・岡村隆史(ナインティナイン)が若手女性タレントらに出した“ダメ出し”が、「的確すぎて怖い」「鋭い」「容赦なさすぎ」などと話題を呼んでいる。
同番組内では、岡村が俳優Aから教わった「女性に徹底的にダメ出しをしたあとで優しく接する」という“絶対にオトせる口説きテクニック”が本当に有効なのか、岡村が実際に行って検証してみるという企画が放送された。
まず1人目のターゲットは、10月に放送された『めちゃイケ』内で岡村に「かわいい」とコメントして動揺させたダレノガレ明美。最近では毒舌キャラでネットが炎上することも多いダレノガレに対し岡村は、「ちゃんと考えて発言したほうがいいと思う、いつも思い立ったら“ポンッ”と言うてまうやんかちゃんと向こうからなんて返ってくるのか、そこまでちゃんと考えて、(会話の)ラリーせんと」とダメ出し。
これを受け表情が真顔になったダレノガレに対しさらに岡村は、「無理して毒吐こうとしてる。そういうのが画面から見えてもうてんねん。損しかしてない。このままのキャラでいくと、もうエスカレートするしかない。ただただ番組のたびに爆弾落とす、そんだけになってくんねんで。気がついたら芸能界で独りぼっちになる」と指摘。危機感を感じたダレノガレは「ヤバい」を連呼し、相当に堪えた様子を見せた。
2人目のターゲットはおのののか。7月放送の『逃走中~めちゃ×2本気で逃げてるッ!~』(フジテレビ系)内で、おのが自身を守ってくれる岡村を盾にして逃亡するシーンが批判を集めたことについて、「自分が悪い。女を武器にしてやってしまうと、女性から嫌われてしまうよね」と批判。続いて、「バラエティとかでも『私なんでもやります』みたいな感じで仕事してるやんか。“女のイヤらしさ”みたいなところが見え隠れする」と語ると、徐々におのの表情が崩れついに号泣。
さらに先日週刊誌に“熱愛写真”が撮られた件について、「(MCや共演者が)イジりづらくなるねん。MCの人とか『触れんとこ』とかなってまうねん。(おのは)面白い返しもできない。そうなったら『(話を)振らんとこ』ってなってまう」とベテランらしい分析を披露。おのは自分が気にしている点を鋭く突かれ、さらに涙を流した。
そして3人目の小島瑠璃子に対しては、「小島さんて、なんでもそつなくこなすじゃないですか。ひな壇やってもMCやっても。それはアカンて、隙を見せな」とアドバイス。さらに「弱み見せへんから、全然オモロないもん。(岡村は)小島さんて面白いと思ってない。『めちゃイケ』の出演もNGになってる」と畳み掛けると、小島は「死にたい」と本気で落ち込んだ。
番組を見たテレビ局関係者が語る。
「ダメ出しがあまりに鋭く、的を射ていて驚きました。岡村さんはあの性格なので、収録後に共演者に対して何か指摘やアドバイスをすることはまずありませんし、Twitterなどもやっていません。しかし、レギュラーを務める深夜ラジオ番組内で、自身が出演した番組などで腹が立ったり面白かった裏エピソードを明かしたり、話題の芸能ニュースについて独自の視点でツッコミを入れるなど、その鋭い分析はネット上で話題になることもしばしばです。今回の企画でも当然事前にダメ出しする相手のマネージャーなどから情報を得ているとは思いますが、普段から注意深くテレビやタレントを観察していなければ、口にはできない内容ばかりです。その観察力・分析力はあっぱれというしかありません」
岡村が芸能界で長く活躍する秘密が垣間見えた、今回の『めちゃイケ』といえるのかもしれない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151116-00010006-bjournal-ent http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1447682621/